
こんにちは。円です。
TOYOTAさんが、日本に近未来都市「ウープン・シティー」を建設されることを 数年前に発表されました。
AI、ロボット、パーソナルモビリティー、スマートホームなど、最新技術を人々の生活に取り入れるる実験都市構想です。
東京ドーム17個分。
「さすが、日本が誇るTOYOTAさん♡」って思っています。
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以前にご紹介した、SDGsが盛り上がりを見せて、今 色々な会社や国家が環境や人の生活に考慮した未来都市構想を発表しています。
その中で、サウジアラビアが、どえりゃ~規模の環境都市「The Line」 の 建設を2021年初旬(今だ!)に着工 します。
TOYOTAが、東京ドーム17個分に対して、この The Line は、全長170km。
もちろん、国家 と 一企業ですから、違って当然。
しかも、サウジアラビアは、石油国で豊か。 資金力が半端ない。
石油ビジネスだけに あぐらをかかず、未来を見据え、環境先進国になってきている。
敬意を感じます。
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日本は、絶対 やばい。
電気自動車も、自動運転も、シェアビジネスも・・そんなに導入が進んでない。
再生可能エネルギー導入率も、先進国の中では劣等生。
政治家のみなさ~ん~ 他の国はどんどん進んでますよ~~という思いを込めて・・・・
今回は、サウジアラビアの 車も道路もない未来型環境都市「The Line 」をご紹介したいと思います。
2011年1月11日に、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、車も道路もない未来型環境都市「The Line 」の 青写真を発表しました。
具体的には
*車も道路もなくて、地下で高速の乗り物が170kmを20分でつなぐ。
*エネルギーは、100%再生可能エネルギー = 二酸化炭素放出ゼロ
*あらゆる場所から5分以内に、自然、学校、病院等のインフラを整備
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The Lineという名前の通り、170kmの線上に、小さな都市を点々と開発するようです。

これらがつながって、「Line」というわけですね。

壮大なスケールです。
このプロジェクトは、38万人の雇用も作り出し、480億ドルものGDPに貢献するとか。
そもそも、なぜこのような壮大な環境都市を建設するのか? という点について、
上述したように、公共事業的な意味も強いと思いますが、地球上の問題へ 取り組もうとする強い姿勢があります。
サルマン皇太子がおっしゃるには、
” 産業革命以後、都市は、人より、機械、自動車、工場を優先させてきた。
その結果、人は 汚れた空気を吸い続けている。
二酸化炭素排出により、海面は上昇し、人々は住む場所を奪われる。
開発のために、自然は犠牲になっている。
交通事故により、多くの人が亡くなっている。
The Lineは、超高速インフラでつながれ、 自動車や道路はなく、自然に囲まれた未来にコミュニティーであり、いま世界が抱えている問題に対する答えになる ”
ということなんです。
本当に、世界は IT、AI、IoT等の高い技術を使って、 地球上の問題を解決する方向に 加速度的に動き出しているようです。
ぜひ 日本全体として サウジアラビアやTOYOTAさんのように 波に乗りたいですよね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
円