こんにちは。管理人の円です。
記事を読みにきてくださってありがとうございます。
さて、以前 線虫がん検診法のすばらしさと期待について熱く記事にしました。
来年実用化なので楽しみですよね。
で、線虫がん検診の登場するきっかけが、これまたドラマなのです。
そこで気づいたか!って感じ。
某放送局の”プロジェクト〇”みたいですよ。
現在実用化に向けて尽力しているのが ベンチャー企業を設立された廣津崇亮氏(九州大学助教)。
線虫臭覚の優れた研究者であり、ビジネスセンスも備えた才気あふれる方です。
この廣津崇亮氏に、「線虫ってがん組織に集まるんじゃない?」
と相談したのが、伊万里有田共立病院(佐賀県)の園田英人外科部長。

園田英人外科部長
これって、ズバッと、そのままのアイデアじゃないですか!!
園田英人医師すごいです。
園田英人部長は、嗅覚が鋭い犬を使って、がん患者の呼気からがんを判定する研究をしていたそうです。
けど、犬の体調などで精度にばらつきがあり、研究は行き詰まり。
そんな時、佐賀県の男性が「サバを食べておなかいた~い」と来院。
検査するとアニキサスというサバの線虫が胃に食いついていたのです。
園田医師が摘出手術をしたところ、線虫が食らいついていた部分が早期胃がんだったんです。
ここで、ピンっときた園田英人医師が、線虫の研究者である廣津崇亮氏に「どう思う?」って相談したんですって。
たまたま、この折、廣津崇亮氏は、東大から九州大学に赴任してたんですよ。
これも運命だわ。
そこから、廣津崇亮氏が実験をし、園田英人医師がアドバイスしたんですって。
こうやって、線虫がん検査方法の基礎が完成したわけですね。
一杯のラッキーがあったんですよね。
“線虫臭覚にくわしい廣津氏”が”九州にいた”こと
“サバ食べておなかを壊した佐賀県男性”が ”初期胃がんを持っていた”こと
” がん研究していた園田英人医師が手術し”そして”ぴんっときた”こと
運命のようなつながりに感激しません?
だって、佐賀県男性がサバをよく焼いていたら腹痛起こしてなかったですよ(笑)
ほんとうに人生てわからないし、おもしろい。
今回 線虫のがん検診の実用化を行っている廣津崇亮氏のベンチャー企業を調べていて、役員に園田英人医師の名前がなかったんです。
相当の立役者ですよ。
一緒に企業を設立したわけではなかったんですね。
で、今何されているのか探してしまいました。
やっぱり伊万里有田共立病院(佐賀県)で外科部長されていました。
なんかホッとしました。
園田医師は医療現場で。廣津氏は検査法を広めるために民間企業で。
それぞれの道を進んでいらっしゃるんですね。
勝手にドラマを感じてしまう管理人でした(笑)
ぜひ人々を病気から救うために、現場で頑張ってほしいです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。