こんにちは。管理人の円です。
記事に興味をもって頂きありがとうございます。
”線虫を使ってがん検診”
九州大学の廣津崇亮助教が設立したベンチャー会社で実用化を目指しています。
興味を持ったので紹介しますね。
30代後半からお世話にになるがん検診・・
バリウム飲んでクルクル・・
超音波でおなかをグリグリ・・
綿棒で細胞をゴリ・・
あなたは受けたことありますか?
結構苦痛なんですよ。
私も毎年、がん早期発見のため我慢して受けてます(涙)
そんな方に朗報でてます!
「簡便」「高精度」「安価」
これが、”線虫によるがん検診”なんです。
新しい技術が世の中に広まるときにこの3つのキーワードは重要!
この検査方法が どう簡便で、高精度で、安価なのか説明しますね。
まず、たった1滴の尿を使うだけ。
そこにがんの匂いが大好きな線虫を置くと…
近づいてきたら、がんの可能性大!
精密検査うけましょう。
この方法すごく簡単でいいですよね。
線虫って、ギョウチュウ検査のイメージしかなかった。
役に立つ種類もいるんですね。
この役立つ線虫の名は、「シーエレガンス」。
名前かっこよすぎです。

シーレガンスちゃん
シーエレガンスちゃんは、ともかく鼻がいいんです!
犬の1.5倍。
だから検出精度も高いんです。
これまで見つけにくかった初期のがんでも、この子たちはよっていくんですって。
発見率90%以上。
これってすごい感度なんだよ~。
初期がんって、従来法だとたった10%の発見率なんですから。
みつけられるがんの種類も15種類以上。
ほぼ全身のがんのリスクを発見できます。。
大腸がん、胃がん、肺がん、乳がん、子宮がん、膵臓がん、肝臓がん、前立腺がん、食道がん等々。
また、一匹が約300個の卵を産み、簡単に繁殖するため飼育コストは安価です。
検査時間も1~2時間。
自動化装置だとと、一日100検体こなすそうですよ。
そして検査費用は、システム化して9000円付近だそうです。
もう一度いいます。
9000円と尿をもっていくだけで、ガンかどうかすぐわかっちゃうんですよ。
このすごい方法を発見した九州大学の廣津崇亮助教グループ
いまは、ベンチャー企業を設立されて、技術に定評のある民間企業と共同で2020年1月実用化にむけてデータを積んでいます。目前ですよ。
この線虫を使ったがん診断システムを「N-NOSE」って呼びます。
”線虫の鼻(Nematode NOSE)から、とったそうです。
「N-NOSE」の価格は?と思って調べたのですが、まだ公表されていないようです。是非、市場に広がりやすい価格帯であればと願います。
来年、再来年 私も線虫にお世話になってるかもしれませんね!
期待です。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
他にも、線虫に関する記事を書いているので興味あればお読みください。