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相続税No4の2、相続税対策:生前贈与で資産を減らす~基礎控除編~

投稿日:2020年3月11日 更新日:

「生前贈与で、現金・預金・有価証券の資産を減らしておく~基礎控除編~」を説明したいと思います。控除って、税金がかからないセーフ額のこと。

こどものための貯金って、やってますか?そこに関係ありますよ。

こんにちは。円です。

HPに来ていただいて、ありがとうございます。

いままで、相続なんて考えたことないな~という相続初心者の方用に、相続のイメージをつかんで頂きたいと思っています。

これまで

第1回目 「相続税って我が家は払うの?どれくらいが払ってる?課税対象は?

イロハを説明しました。相続税って、90%以上の方には関係ないんですよ。

第2回目「相続税、おいくら?計算方法は?いろいろな割引制度あり。」

未成年子供二人を持つご夫婦のお父さん(資産1億円)が亡くなった際の相続税をシュミレーションしました。

意外と安かったですよね。色々な割引制度があるんですよ~という事を説明しました。

第3回目 「相続税、申請や納付の期限、申告漏れの状況やペナリティーについて

万一相続税の申請や納付が、遅れた場合どうなるの?、という所を説明しました。

第4回目 「節税対策って?私もやったほうがいい?

税対策のイメージをつかんで頂けました。

 相続税対策・・・いろいろありましたよね。

その中から、私が、対策した方がいいんじゃないの?と思う順番に、手順を説明していきたいと思います。

本日は、第4回の2「生前贈与で、現金・預金・有価証券の資産を減らしておく~基礎控除編~」を説明したいと思います。

目次
1、基礎控除制度とは?
2、基礎控除内のつもりが脱税!?
3、脱税と言われないための要件
4、税務署に贈与税の基礎控除範囲内と主張するために やるべき事

1、基礎控除制度とは?

親から子供であっても、資産を与えると「贈与税」を支払う必要があります。

「あれ?親に○○買ってもらったけど、贈与税払ってない!」と思う当たる人もいるのでは。

贈与税って、相続税より はるかに税率が高いのです。

例えば、親から未成年の子供に150万円入った貯金通帳をプレゼントしたとしましょう。

200万円以下なら 税率10%です。、国に15万円を納税する義務が生じます。

無申告で子供にあげっちゃったら、「脱税」になります。

この贈与税ですが、年間110万未満の贈与は、非課税なんですよ。

このことを「110万円までのの基礎控除がある」って言います。

皆さん、この基礎控除を利用して、毎年コツコツ長い期間 非課税で資産を移しているわけです。

相続税の節税につながります。

2、基礎控除内のつもりが脱税!?

110万未満だからって、家庭内で勝手に贈与していいわけではないのです。

109万円を20年間 毎年贈与したとするでしょう。

これ、「計画的に 109万円X20年間=2180万円を贈与した!」「脱税した!」と取られるのです。

ではどうすればいいのでしょうか?

3、脱税と言われないための要件

その1: 贈与に関して双方の同意がいる

その2: 110万円未満の贈与である証拠がある

その3: 贈与物は、贈与された人がが自由に使える状態にある

その4: 贈与物は、贈与した側が、使える状態にあってはならない

その5: 長期にわたる相続税対策のものではない

例えば 子供のために、子供に内緒で、毎月定額積み立てしていませんか?

それ「脱税」です。

上の1,2、4、5を満たしません。

4、税務署に贈与税の基礎控除範囲内と主張するために やるべき事

ステップ1:日付け付きの贈与契約書を作成

資産を与える側ともらう側が、

「〇年〇月〇日 甲は 乙の△△銀行口座に XX円の贈与を行う」

という書面を2部作製。署名とサインをして 各自が保管。

 書式きまってないです。色々な方のHPからダウンロードできますよ。

ステップ2:もらう側の管理している金融口座に振り込む

通帳が 110万未満/年 の贈与をしたことを証明してくれます。

また、毎年(毎回) 振り込む金額を変えましょう。

同じだと、計画的に資産を 移しているように見えます。

あくまでも、「無計画に、気が向いた時に あげているんだよ~」ということを表現してください。

ステップ3:もらう側が、通帳・印鑑を所有管理する。

以上です。

私も、この手順で、「こども貯金」をしています。

毎年 子供と契約書を交わすのは変な感じです。

追記=>1点注意事項です。

相続が行われる際に、総資産を計算しました。その際 相続が行われる3年以内に行われた”贈与税の基礎控除”は、控除から外れてし、相続税対象資産に合算されてしまいます。MAX基礎控除をやった場合は、110万円X3年=330万円が現金にもどってしまいます。(冷たいわ~)

 

次回以降も、「1、生前贈与で、現金・預金・有価証券の資産を減らしておく」を、実際にどのようにやっていけばいいのかを、順番に説明しようと思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

-相続

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  1. […]  => こちらの記事で詳しく説明しています。  こちら […]

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