相続

相続税No4、節税対策って?私もやったほうがいいの?~導入編~

投稿日:2020年3月10日 更新日:

はい! やりましょう!

さて、「相続税対策ってどんな方法があるの?」について、連続で書いていきたいと思います。

相続税支払うほど資産があるかどうかわからない方でも、簡単な対策は生きているうちにやっておいて、損はなしです。

もしかしたら・・ということもあるので。自分でも簡単にできるものを中心に紹介したいと思います。

「相続税対策」に興味のある初心者の方用の記事です。

資産があって、本格的な相続対策が必要な方は、必ず弁護士や税理士さんに、生前の早いうちに相談してください。

専門家の助けがないと、自分一人では、やりきれないと思います。

 こんにちは。円です。

HPに来ていただいて、ありがとうございます。

いままで、相続なんて考えたことないな~という相続初心者の方用に、相続税のイメージをつかんで頂きたいと思っています。

これまで

第1回目 「相続税って我が家は払うの?どれくらいが払ってる?課税対象は?

イロハを説明しました。相続税って、90%以上の方には関係ないんですよ。

第2回目「相続税、おいくら?計算方法は?いろいろな割引制度あり。

未成年子供二人を持つご夫婦のお父さん(資産1億円)が亡くなった際の相続税をシュミレーションしました。

意外と安かったですよね。条件によりますが、100万円強でした。

色々な割引制度があるんですよ~という事を説明しました。

第3回目 「相続税、申請や納付の期限、申告漏れの状況やペナリティーについて

万一相続税の申請や納付が、遅れた場合どうなるの?、という所を説明しました。

第4回目 「節税対策って?私もやったほうがいい?」

を説明したいと思います。今回は、どんな感じの手があるのか・・という事を総括的に書きますね。

イメージをつかんで頂けたらいいな~と思っています。

目次
1、生前贈与で、現金・預金・有価証券の資産を減らしておく
2、生命保険の非課税枠を利用する
3、土地・建物資産の評価額を低くする
4、現金を、不動産に変えておく
5、養子縁組で法定相続人を増やす

1~3は、普通のサラリーマンでも、やっておいて損はないです。
ちょっと、手間がかかりますけどね・・・。

1、生前贈与で、現金・預金・有価証券の資産を減らしておく

① 毎年 継続的に 基礎控除未満の贈与をする。(110万円未満 X 年数)

1年間 110万円未満だと、贈与税がかかりません。
私は、これを利用して、子供のために毎年貯金しています。

 => こちらの記事で詳しく説明しています。  こちら

 

② 住宅取得または増築資金を贈与する。(1200万円以下)

一般住宅は、最大700万円、高級住宅は最大12000万円まで税金かかりません。
年収2000万円以下で20歳以上の直系尊属に贈与できます。
現在 消費税UPのため、2021年3月31日まで、増額されています。

=>こちらの記事で詳しく説明しています。  こちら

③自分のお墓や仏壇・仏具の購入

覚えてますか? 
仏壇・仏具の祭祀財産は、資産に勘定しなくてよかったですよね。
不必要なら、わざわざ購入することはすすめません。
もし、死後 自分が入る場所を整備したいなら、生前のうちにやっておきましょう

④ 配偶者に住居関連の贈与を行う。(2110万円未満)

贈与税の配偶者控除です。
20年以上連れ添った配偶者限定です。
住居用不動産か、その取得資金のみです。

=> 実はこの方法、節税方法として紹介されていることがあるのですが節税効果ほぼないです。
 「相続税の配偶者控除」覚えていますか?
 配偶者の相続分から、①法定相続分 又は ②1億6千万円の 額の高い方を、差し引いてくれました。
「相続税の配偶者控除」の方が、「贈与税の配偶者控除」よりはるかに手厚いのです。

2021年3月31日までは、さらに以下の制度が認められています。

⑤結婚・子育て資金を贈与する。(1500万円以下)

最大1500万円まで税金かかりません。
20歳以上50歳未満の直系尊属に贈与できます。
挙式はもちろん、避妊治療や不妊治療にも使えます。
2021年3月31日までの制度です。

⑥ 教育資金を贈与する。(1500万円以下)

学校関係なら最大1500万円まで税金かかりません。
学校以外なら最大500万円までです。
所得1000万円以下の30歳未満の直系尊属に贈与できます。
2021年3月31日までの制度です。

=>こちらの記事で詳しく説明しています。  こちら

 

⑦ 住宅取得または増築資金を贈与する。(3000万円以下に増額)

最大3000万円まで税金かかりません。
年収2000万円以下で20歳以上の直系尊属に贈与できます。
2021年3月31日までの制度です。

2、生命保険の非課税枠を利用す

覚えてますか?

故人の総資産を計算するときに、「500万円 X 法定相続人数」分 差引きが可能でしたよね。

また、生命保険金を相続税の納税資金に充てることができるため、現金以外の資産の多く持つ場合には、有効です。

=> こちらの記事で詳しく説明しています。  こちら

 

3、現金を、不動産に変えておく。

 ① 不動産の資産額の方が、低く計算されることが多い。

実は、土地の遺産評価って、実際の取引価格の70~80%くらいになることが多いです。
 現金で資産申告するより、不動産で申告しただけで資産の総額が低くなるんです。
さらに、上で説明した賃貸を建設すれば、節税ダブル対策になります。

 ②「小規模宅地等の特例」を利用して8割減額

被相続人と生計を共にする親族が、土地を相続する場合、
330平方mまでの自宅敷地であれば、評価額を8割減額可能。
減額できるのは 土地のみです。

=>①②をこちらの記事で詳しく説明しています。  こちら

 

4、土地・建物資産の評価額を低くする

不動産に関する節税法は、資金も必要になるので、上級者の方法です。
ご参考までに。

① 更地を相続させない。賃貸物件を立てる。

更地だと、土地評価額がそのまま資産になります。
その上に、賃貸物件を立てると、「貸家建付地」となり、土地の資産価値が落ちます。

② 空き家を相続させない。賃貸物件にして、人に貸す。

上と同じです。資産価値を落とします。

5、養子縁組で法定相続人を増やす

資産を計算すときに、色々な割引ありましたよね。
相続人数に比例した割引を 覚えていますか?
基礎控除: 500万円 X 人数
保険金控除: 500万 X 人数
でした。
子供がいる場合、養子縁組できる人数は1名です。
子供がいない場合、養子縁組できる人数は2枚までです。

ここまでするのね(汗)・・。

1~3なら、ふつ~のサラリーマン家庭でも受け入れやすいのではないでしょうか?

はじめられるものから、はじめましょう。

次回以降、「1、生前贈与で、現金・預金・有価証券の資産を減らしておく」を、実際にどのようにやっていけばいいのかを、順番に説明しようと思っています。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

-相続

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