
こんにちは。円です。
人生100年。ここ最近、”100年生きるためのお金問題”が、関心の中心です。
お金はないと困るので、わたしも資産運用を、分かる範囲でしています。
そうはいっても、私が普通に働いて、初心者的資産運用して、潤沢な資産が築けるかといえば、No!です。
棚からぼたもち的な遺産はありません。宝くじに夢をつないでいます(笑)。
お金の力で、豊かに暮らすというのは、私には無理か・・と、思っています。
贅沢にくらすというよりは、まずは、体と心が豊かに暮らせて行けたら満点だと思っています。
「体と心が豊かになる」生き方は、人それぞれです。
私の場合は、ず~っと、社会とつながっていたいと思っています。小さく働き続けたいと思っています。
そんな中、友人が 週に1回だけのパン屋を自宅で開店させました。
また、子供向けの小さな英会話教室を自宅で開いた友人もいます。
実は、私も、週末だけのゲストハウスがやりたい!と色々調べた時期があります。
その中で、「この地域では、その職業は開業できる/できない」という決まりがあることを知りました。
また、店舗の大きさにも制限あります。
都市計画法の中の「用途地域」、これが自宅開業の一番目の確認事項になります。
その用途地域について記事にしたいと思います。
自宅開業を考えている方、及び 普通に家を購入したい方にも、用途地域は必要な知識です。
1、用途地域って?
さて、用途地域って、その地域の土地利用を定めたものです。国の決まりです。
あなたの住む場所が、何の地域かは、既に決まっているのです。
住居系(8地域)、商業系(2地域)、工業系(3地域)の13地域にわかれています。
住居系
第一種低層住居専用地域
2階建て程度の低層住宅の良好な住環境を保護する地域。
診療所、小中学校、小規模な店舗併用住宅も建築可能
静かに暮らしたい方はここで、閑静な住宅街はこの地域になります。
第二種低層住居専用地域
主に低層住居の良好な住居環境を保護する地域。
小中学校の他、コンビニなど150m2以下の店舗が建てられる。
ちょっとした買い物が便利ですね。
第一種中高層住居専用地域
3階建て以上の中高層住居の良好な住居環境を保護する地域。
大学、病院、500m2以下の店舗など建設できる。
少しずつ、人の出入りも増えますが、利便性あがってきます。
第二種中高層住居専用地
主として中高層住宅の良好な住居環境を保護する地域
病院、小規模スーパーなど利便施設の建設は認められる。
しかし、1500m2以上の大規模店や事務所は建設不可。
もしかしたら、音が気になる方もいるかもしれません。
でも、買い物がさらに便利です。
第一種住居地域
住居環境を保護する地域。
3000m2までの中規模の店舗、事務所やホテルなどは建設できる。
私はここに住んでいます。自転車の範囲で、ほとんどの買い物が済みますよ。
高い建物とか増えてきますし、住居環境が気になる方も出てくるでしょう。
第二種住居地域
主として住居環境を保護する地域
10000m2以下の店舗、事務所、パチンコ、カラオケ店、ホテル等の他、環境影響の少ない小規模工場も建築可。
準住居地域
道路の沿道を生かした店舗、小規模の映画館、倉庫、住環境を悪化させない小規模工場は建設可能。
田園住居地域
農業利便の増進を図り、これと調和した低層住宅に係る良好な住居環境を保護するための地域。
(こんな地域もいいな~)
商業系
近隣商業地域
近隣の住宅地の住民に対する日用品の供給を行うことを主たる内容とする商業その他の業務の利便を増進するための地域。
商業地域
主として商業その他の業務の利便を増進するための地域。
工業系
準工業地域
主として環境の悪化をもたらすおそれのない工業の利便を増進するための地域
工業地域
主として工業の利便を増進するための地域
工業専用地域
工業の利便を増進するための地域
2、居住地の用途地域って、どうやったらわかる?
購入を考えていらっしゃる方は、不動産屋さんで頂く物件概要にかいてあります。
すでに住んでいる方は、地方自治体のHPに載っています。
ネットで「(調べたい地域)」「用途地域」を検索してください。
私の地域は、地図表示でも出てきますし、住所入力でも出てきます。
参考にしてくださいね。
次回は、実際にどういったお店が開業できるかを、順に書いていきますね。
円
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