
こんにちは。
最近の記事で、SDGsにそった活動について書かせて頂いています。
「この活動いい!」
「お友達にも伝えたい!」
「協力したい!」
「自分もやってみよう!」
等のきっかけになれば いいなと思っています。
本日は「目標5:ジェンダー平等を実現しよう」で、インドのカースト制度の最底辺の女性を支援する「シャクティ―舞踊団」についてご紹介します。
先駆者の方の活動から、学びましょう。
内容
1、目標5:ジェンダー平等を実現しよう
2、活動例
1、目標5:ジェンダー平等を実現しよう

なんで女性は、下にみられることが多いんだろう?
雇用も給与も昇給も昇格も男性のが有利。
家事だって、絶対女性の方が分担率は高い。
世界中にそういった風潮がある。
力が弱いから・・・???
100年前に比べれば、随分ましにはなっている。
だけど、今でも地域によっては、
女の子というだけで、
学校に行かせてもらえない
大人になる前に結婚させられる
世界の一部には、女性器を切り取られたり、性的人身売買の対象になっている。
・・ありえない!!
世界人口の半分は女性なのだ。
半分の女性のパワーを生かせていないなんて、損だと思ってほしい!
女性が自分の人生を自分で決め、能力を発揮することが出来るように、社会の制度や慣行を変えていこう!というのが、本日の目標5なんです。
2、活動例
今回は、世界での取り組みをご紹介しようと思います。
シスター チャンドラ による ダリッド少女(カースト制度の最底辺)支援
インドのカースト制度って、学校で習いましたよね?
昔から続く差別制度です。
カースト制度の底辺にあり、そして 女性・・となると、さらなる差別の対象になります。
・・・皆さん、カースト制度の最底辺にある「アウト・カースト」ってご存じですか?
そこに属す人たちは「ダリッド」と呼ばれています。
ダリッドの意味は、”困窮した者” ”押しつぶされた者”という意味だそうです。
日本語でいえば、「不可触民」。
漢字を見ただけでも、差別的なものを感じます。
そして、やはりダリッドに属す女性は、不当な強制労働 や 性的暴行で命を落とすことも珍しくないそうです。
インド社会において、「ダリッドの女性は、人ではない」 とすら言われています。
( ;_;)

こんな理不尽な現実を変えようと、修道女 シスター ジョセフフィン アルル チャンドラが立ち上がりました。
ダリッドの少女を受け入れる場所をつくり、生活のための知識や技術を教えています。
そして、民族舞踊を教え、シャクティ舞踊団を結成し、世界で公演を行い、ダリッドの女性の現状を世界中に訴えているのです。
公演回数は、何千回も行われ、日本でも何度か行われています。

こういった活動の中で、女性たちは、自尊心を取り戻しています。
さらには、女性リーダとなって、子供の教育や平等運動などを巻き起こす人たちも出ているのです。
以前は、泣き寝入りしていた女性とは思えない程の功績をのこしているのです。
シスター チャンドラさんの活動は、枯れた地に水を与え、小さな花から大きな花を咲かせています。
差別の色濃いインド社会で、このような活動は、障害も多く、並々ならぬ意志と行動力を感じますね。
インドの地の女性差別を、自分の身近に感じることは難しいと思います。
まずは、”知ること”から 一緒に はじめましょう。
最後まで読んで頂いてありがとうございました。
円
これまで、
「SDGs_よい世界を作るために国連で決まった17個の目標」
「SDGs 目標3:すべての人に福祉と健康を 母子手帳編 / ボトルキャップ編」
「SDGs 目標4:質の高い教育をみんなに 日本での活動例」
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