今回は、セルフメディケーション税制についてです。
ドラックストアで購入した医薬品でも税金控除(税金バック)うけられるんだよ~。

こんにちは。
円です。
さて以前の記事で、
①確定申告が必要な人、確定申告したほうが絶対得な人
②診療診察の医療費控除
について、だいたいのところを説明しました。
本日は、医療費控除の弟分(のような) セルフメデュケーション税制について説明します。
お医者さん、薬局、ドラッグストアって、「医療費控除があるから・・」なんて説明してくれたことないでしょう?
だから、意外に知らない人 多いです。
マツモトキヨシで、頭痛薬買ったからと言って、それがよもや、税金リターンにつながるなんて思いませんよね。
だけど、控除をうけるための条件もあります。
そこんとこの知識もつけて、かしこく 納めた税金 少しでも 取り戻しましょう。
目次
1、医療費控除のセルフメデュケーション税制って?
2、どの医薬品がスイッチOTC?
3、控除対象になるための条件
4、申請時の明記事項
1、医療費控除のセルフメデュケーション税制って?
先の記事で述べた、普通の医療費控除って 医療費が 年間十万円を超えた場合のみ利用できましたよね。
保険もあるので、意外と医療費が十万円超えるって、大変です。
そもそも、健康で病院にかからないのが何よりです。
で、10万円以下を、救済する位置づけで、導入された制度が、これです。
まず、「スイッチOTC」という言葉を覚えてください。
これって、「長期使用実績がある」「副作用が少ない」という理由で、お医者さんの処方箋なしに、ドラッグストアとかのカウンター越しに買える医薬品です。
厚生労働省が、「これがスイッチOTCの医薬品だ!」と認可します。
この、スイッチOTCの購入額が、年間1万2千円を超えたら、超えた分額を所得から控除できます。
2、どの医薬品がスイッチOTC?
OTC医薬品の品目は、厚生労働省のHPにのっています。
って、正直確認しないよね・・・( ^ω^)・・・
商品によっては、マークつけてくれています。

が、スイッチOTCであっても明記されていないものもあります。
義務ではないので、商品の企業さん次第なんです。
一番簡単なのが、薬剤師さんに「スイッチOTCの〇〇薬ください。」と聞くことですね(笑)。
買った後になりますが、レシートで、買った製品が「スイッチOTC」だとわかるようになっています。まさに、そう書いてあります。
出典:国税局 HPより

少なくとも、「スイッチOTC」と明記されているレシートは、保管していきましょう。
3、控除対象になるための条件
え! ドラッグストアで購入した薬が、スイッチOTCだったら、控除対象になるんじゃないの~!
と思った方・・・すみません。
お国も、簡単には、取った税金返してくれません。
条件1:買った薬が、スイッチOTCであること
一般の大衆薬は、対象外です。
条件2:健康診断や予防接種などを受けている
適用を受けられるのは、健康の維持・増進及び予防に対して、一定の取り組みをしている人です。
なので、健康検診や人間ドックや予防接種などを受けていることが条件です。
会社員でしたら、会社で検診受けているので、検査表が証拠になりますよ~。
条件3:医療費控除を受けていない
以前に述べた10万以上の医療費控除と併用できません。
どっちか一つを選ばないといけません。
大体は、普通の診療・診察の医療費控除(10万円超え)での、税金バックの方が多いです。
よっぽど、薬局で医薬品を買いまくった!という人くらいかな・・。
4、申請時の明記事項
レシートを置いているはずなので、まったく問題ないです。
具体的には、①スイッチOTCを購入した薬局名 ②医薬品の名称 ③金額 ④日付
が確定申告時に 必要になってきます。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
一緒に勉強して、少しでも、お得をゲットしましょう!
円
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