
こんにちは。
円です。
前回 休眠預金、休眠預金等活用法についてご紹介いたしました。
さて、うっかり休眠預金になってしまう場合もあるかもしれません。
正直そんなに心配いらないです。ご安心を!
日本は、法治国家ですし、民主主義。
強制的没収!なんてことはありません。
前回にも書きましたが、毎年 休眠預金1200億、そのうち気づいて払い戻しされるのが500億、そして気づきもされないのが700億。
だれも引き取らないならこの700億を、公益で使いましょう、という趣旨です。
決して、引き取り手のある500億に手を付けるものではないので、安心してください。
そのあたりの基本的な事を一緒に勉強しましょう。
目次
1、休眠預金になった場合の払い戻し
2、大昔の名前のなくなった銀行名の通帳が出てきた時
3、民営化前の郵便貯金は注意!!
1、休眠預金になった場合の払い戻し
休眠預金になり預金保険機構に移管されても、預金した金融機関で、元本&利息引き出せます。
だったら、まったく問題ないと思われるかもしれません。
不便な点をいうなら、ATMで 引き出し や 照会ができなくなります。
銀行預金としては、不便ですよね。
休眠預金になった場合は、やはり普通の使える預金に戻しましょう。
方法は簡単。銀行の窓口で、銀行預金に戻す手続きをしてください。
その際は 各銀行のコールセンタに電話して、必要なものを聞いてください。
大体、口座番号がわかるもの(通帳、ATMカード、キャッシュカード等)、印鑑、身分証明書になります。

2、大昔の名前のなくなった銀行名の通帳が出てきた時
心配ありません。
現在の銀行名を調べて、コールセンターにかけてみてください。
1と同じ手続きで大丈夫ですよ。
3、民営化前の郵便貯金は注意!!
郵政民営化(2007年9月30日)以前に預けられた郵便貯金は、銀行の休眠預金のルールと違います。
普通預金は大丈夫です。1を参考に。
注意してほしいのは、
期間を定めて預けた定期預金
6か月後から払い戻せた定期預金
毎月一定額を積み立てた積み立て預金
満期から20年2か月以上放置すると、払い戻しの請求権が消滅します。
権利消滅時に、ゆうちょから通知がきます。
受け取ったら、すぐにゆうちょの窓口へ行ってください。
問題は、引っ越し等で、通知ができなかった人たち・・公益に使われることとなります。
年配の方などは、郵便局神話がありますから、定期や積み立てをされていた方多いのではないでしょうか?
ご自分で もしくは ご家族で 注意してください。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
では、また。
円