
こんにちは。
円です。
刑事もの や 探偵もの のTVや本は好きですか?
私は大好きです。
特に、科学捜査官・・・かっこいい!!
アメリカドラマのCSI:科学捜査班・・ハラハラします。たまにグロイけど。
日本の「科捜研の男&女」も、科学捜査で追い詰めていくのが知的 (⋈◍>◡<◍)。✧♡。
さて、
検死で必ず死亡時刻を割り出しますよね?
体温低下
死後硬直
死斑
食物の消化
角膜の白濁
これら 5つの要因から推測しています。
もう少し詳細に説明しますね。
① 体温降下
死後 毎時 約1℃ずつ低下し、10時間以後は 毎時 約 0.5℃ 降下すると言われています。
もちろん、外気温にも影響を受けます。
よくドラマで、体温降下の偽装してますよね。
② 死後硬直
死後 約2時間くらいから始まります。
通常、下あご、首の後ろ側、体幹部、上肢、下肢の各関節部分の順で始まります。
大体12―15時間で最高に達し、2日後前後で解けていきます。
環境温度が高い程、硬直の発現は早く、かつ持続時間も短いそうです。

③ 死斑
血流が止まって、血液が体の低い方に流れ、皮膚が紫色に変色して見える現象です。
死後30分後くらいで出始めます。
2-3時間くらいではっきりと表れ12-15時間くらいに最高に達します。
④ 消化
よく胃の中に食べ物が残っている・・・というセリフありますよね。
食べ物が入ってから、大体5時間くらいで胃が空になるといわれています。
消化は、死後も少しずつ起こっているのと、個人差が大きいので、あくまでも大体の目安です。
ただ、被害者の生存時の飲食記録と合わせれば、当たりがつけられます。

⑤ 角膜の混濁
死後6時間後から始まります。
1~2日後にピークが訪れます。
これら5つの観察事項と刑事さんの聞き取りで、死亡時間を推測していくんですね~。
興味深いです。
円